「自由のない繁栄は一種の貧困」 オバマ大統領、中国の人権問題を批判 

【大紀元日本11月21日】 豪州訪問中の米国オバマ大統領は17日、豪州国会の衆参両院特別会議で演説した。米国はアジア太平洋地域での影響力を強化すると強調したほか、中国政府の人権、貿易、地域安全などの問題点を批判し、同地域における米国の立場と方向性を示した。

オバマ大統領の演説では、ルールのある国際秩序システムを構築すべきだという、明確なメッセージが発信された。すべての加盟国は、先進国、発展途上国を問わず、このルールを遵守すべきだ。さもなければ、世界は混乱に陥ると大統領は強調した。

演説の後半で、オバマ大統領は人間の尊厳、人権の重要性を強調。米国は全力を挙げて普遍的な価値である人権を守っていくと力説。中国政府について、人権侵害や自由貿易問題、知的財産権の侵害、人民元の為替操作、国民への自由制限などを非難した。

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