軟禁状態の盲目の人権活動家 解放に向けネット市民は新戦略

【大紀元日本12月2日】盲目の人権活動家・陳光誠氏が昨年夏、4年の刑期を終えて釈放された。山東省臨沂市の陳氏の自宅には既に何カ月も前からジャーナリスト、支持者たちが本人と対面しようと尋ねて接触を試みているが、今もって誰一人として実現できていない。

中国当局が強制中絶などの反人道的手段で人口抑制していると告発した陳氏は、2006年8月に収監され、厳しい暴行や暴言を伴う4年間の獄中生活を余儀なくされた。釈放後も、自宅周辺の監視カメラの設置や電話の不通、外出禁止など、当局からの厳しい監視を受けており、現在、実質上の軟禁状態に置かれている。

しかしネット上の彼の支持者たちは、この状況を「行き詰まり」とは捉えていないようだ。北京在住の小撮氏は、陳氏迫害のケースは中国に民主主義社会と市民権の概念を育てる機会だと考えている。

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