ウイグル人母親が中共の拘留施設の実態を証言

2026/05/18 更新: 2026/05/18

米在住のウイグル人女性が、最近ワシントンでFOXニュースのインタビューに応じ、中国の拘留施設で受けた過酷な体験を語った。彼女は拘束・尋問・拷問を受けただけでなく、生まれて間もない息子が腕の中で亡くなるのを目の当たりにしたと述べている。

35歳のミフリグル・トゥルスンさんは、インタビューの中で、もともとエジプトで経営学を学び、そこで結婚し出産したと振り返った。2015年5月、生後2か月の三つ子を連れて中国へ帰省しましたが、北京空港に到着した直後、警察に連行されたという。

彼女は警察によって子どもと強制的に引き離され、エジプト滞在中に政治活動に関与していなかったかを繰り返し尋問されたと語った。その後、黒い頭巾をかぶせられ、手錠をかけられた状態で新疆へ移送された。

拘束中、トゥルスンさんは長時間にわたる尋問と虐待を受けた。数週間後、当局は突然、子どもの一人が危篤だと告げた。警察に連行され、病院に連れて行かれた際、生存していた2人の子どもがいずれも酸素チューブを装着されているのを目にした。翌日、医師から息子の名前が記載された死亡証明書を渡された。

トゥルスンさんは、子どもに何が起きたのかについて、誰からも説明はなかったと訴えている。「政治的容疑者」とされたため、医師も警察も一切説明を拒んだという。

トゥルスンさんは、子どもの遺体を自宅に持ち帰り、3日間寄り添ったと振り返る。イスラム教徒として家族は伝統に従った埋葬を望んだが、当局は遺体を第三者に見せることを認めなかった。

彼女は声を詰まらせながら、「温めれば目を覚ますのではないかと、ずっと思っていた、二度と目を開けることはなかった」と語った。

さらに彼女は、2015年から2018年にかけて複数の刑務所や拘留施設を転々とさせられ、その間、心理的虐待や電気ショック、長期的な監視を受けたと述べている。ある時、「神があなたたちを罰する」と口にしたところ、警官に信仰を嘲笑された。

また、拘留施設では60人以上の女性が狭い牢房に押し込められ、多くが長期間にわたり日光を浴びることができなかったと語っている。その中には未成年の少女も含まれており、17歳の少女が性的暴行を受けた後、精神に異常をきたし、2か月後に死亡したとも証言している。

最終的に、夫とエジプト政府の介入により、トゥルスンさんは中国を離れることを許可された。現在は生き残った子どもとともに米国で暮らし、2018年に庇護が認められている。

2017年以降、ウイグル人およびその他の少数民族ムスリムは中国共産党当局による迫害を受け、収容所のような施設に収容されている。そこでは拷問やその他の虐待が行われているとみられている。

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