弱まる求心力 豪腕権力者なき中共政権
【大紀元日本2月24日】次世代へと権力者が移り変わるにつれ、中国共産党という名の船の舵取りをするトップの力は、より脆弱なものとなっている。緊張高まる派閥間の内部抗争により、党自体、いよいよ体制維持の危機に瀕しているようだ。
毛沢東は、中国共産党が1949年に政権を握る前から、既に内部で狂信的な力を示していた。「あたかも神であるかのように自分自身を見せていた。誰もその権威を疑う勇気がなかった」と、新唐人テレビの政治解説者であるジェイソン・マー氏は語る。「_deng_小平は軍の出身で、非常に強い人脈を持っていた。対抗しようとするものなど誰もいなかった」
江沢民と胡錦濤、それぞれ第3代と第4代総書記を務める両者は、いずれも_deng_小平により任命された。しかし彼ら個人の権力領域については疑問視される、とマー氏は指摘する。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。