【特別報道】次期最高指導者の習近平の就任をめぐる陰謀 真相いよいよ明らかに

【大紀元日本4月18日】王立軍重慶市元公安局長の亡命未遂事件を発端に勃発した中国共産党内部の権力闘争は実は、今秋に開催される第18回党大会で党最高指導者に就任する習近平副主席をめぐって展開されている。当時、江沢民前国家主席に次期指導者に指名されたのは薄熙来重慶市元党委書記だった。しかし、上層部に渦巻く各種の力関係が作用し、江沢民はやむを得ず、習近平を次期最高指導者に指名したという経緯があった。

江沢民、曾慶紅前国家副主席、周永康中央政法(公安、司法)委書記はいずれも法輪功弾圧の首謀者として、ここ13年間にジェノサイドの罪を犯してきた。中に、羅幹前中央政法委書記が捏造した「天安門焼身自殺」事件、政法委管轄下の労働教養所で行われた法輪功学習者の生体からの臓器摘出事件など驚くべき罪が隠されている。これらの犯罪事実を隠し通すために、江沢民と曾慶紅は党最高権力を容易に明け渡すわけにはいかない。これが「江沢民VS胡錦濤」バトルの核心であり、第16、17、18回党大会で指導部交代を睨む攻防の核心でもある。

江沢民主導で10年間続いた権力闘争はいよいよ終盤へ、真相まもなく明らかに

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。