【大紀元日本4月19日】石川県金沢市にある兼六園は日本三名園のひとつで、国の特別名勝に指定されています。江戸時代に造られた代表的な林泉廻遊式庭園で、約11万平方メートルにおよぶ広さがあります。15日、兼六園ではソメイヨシノが満開となり花見に行ってきました。
園内は花見客で溢れ、12時ごろにやっと兼六園に入ることが出来ました。園内の曲水沿いを中心に約400本の桜が見事に咲いていました。旭桜、兼六園熊谷のほか、サトザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなどを見る事が出来ます。見物客たちは写真を撮るなどして大いに花見を満喫していました。園内には着物を着た若い女性、外国からの観光客なども多く見られました。
また、兼六園のとなりの金沢城公園にある満開の桜が、お城の白い鉛瓦(なまりがわら)や海鼠塀(なまこべい)に映え、その美しいコントラストが印象的でした。金沢城公園と兼六園を1周する百間堀通りを車で走りましたが、まるで桜のトンネルをくぐっているようでした。
両施設は22日まで無料で開放され、午後6時からは402基のぼんぼりに照明が灯り、夜桜が楽しめます。また4月下旬には、ひとつの花に300枚以上の花びらを付ける珍しい「兼六園菊ザクラ」を見ることができます。
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