北京森林火災 軍隊の射撃練習が原因
【大紀元日本5月8日】河北省張家口市の宣華県と涿鹿県の境界付近の森林で4日、火災が発生した。5000人以上の軍隊やヘリコプター2機が出動し消火作業にあたったところ、7日午前、完全に鎮火した。
宣華県の森林防火局によると、北京軍区某集団軍が4日午後、宣華県内の山中で射撃練習をした際、森林に引火したのが火災の原因だという。火災発生後、現場は直ちに封鎖され、報道関係者などは立ち入ることができなかった。国家森林防火司令部によると、死傷者などは出ていないもよう。
6日午後までに、消火・救援に参加した軍隊、公安消防などは5000人に達し、ヘリコプター2機も出動した。火は「北京と天津の防砂壁」と言われる黄羊山国家森林公園までにも広がったが、7日午前、完全に鎮火した。
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