ウイグル会議が東京で開幕 カーディル議長は中国人権弾圧を非難

【大紀元日本5月15日】亡命ウイグル人団体「世界ウイグル会議」代表大会が14日、東京で開幕した。代表のラビア・カーディル議長は「中国は、ウィグルやチベット問題を解決しない限り、国際社会での地位を確立することはとうてい出来ない」と訴え、中国での不当な人権弾圧を強く非難した。また最近の王立軍亡命未遂、薄煕来失脚などを取り上げ、指導部にある激しい対立を指摘。「近い将来、中国で予期せぬ変化が起こる」と述べた。

カーディル議長は「ウイグルの母」としてノーベル平和賞候補にもなった人物。挨拶冒頭、昨年2月に中東で起きた民衆蜂起「アラブの春」について触れ、「世界で自由のために戦い、命を落とした人々の冥福と、遺族へのお見舞いを申し上げる」と話した。

同会議には17カ国約125人のウイグル人活動家が参加、約20のメディアが取材にきた。保守派を中心に日本の国会議員も数名参加した。

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