<赤龍解体記>(75)『環球時報』日本海軍に及ばぬ報道、「軍隊分裂」と見なされる
【大紀元日本7月23日】周永康氏や曾慶紅氏らが強大な影響力を持つ『環球時報』の傘下にある「環球ネット」は7月17日、「海軍少将、中国海軍はなお強大にならず、日本を追い越したとは言い難し」と題した記事を掲載し、時局に反動したものとして、注目されている。この記事は、掲載後まもなくサイトから消去された。
報道によると、元海軍装備技術部鄭明部長が南京で、記者のインタビューに応じ、「海上で法権執行を行う中国の関係機関の船舶と海軍は近年、装備を更新し、かなりの進歩を成し遂げた。しかし、日本を追い越したとは言い難い」とし、「海上での法権を守るなどの能力において、準軍事部隊である日本海上保安庁は、長い歴史を有し、艦船の排水量、艦船の速度、機動性などに優れ、訓練も充分に行われている。船上には、ヘリコプターも配備しており、その実力は長い間、我が国の公務船舶を上回っている」と見解を述べた。
そして同氏は、「海上でいざとなれば、中国は人間を頼りにする。中国の海上法権を守る人員と海軍は死を恐れず、祖国の海域を守る能力と水準があると信じている」、「近年、中国海軍の装備は順次更新され、技術も近代化へと進歩してきた。しかし相対的には、その発展は日本を全面的に越えているとは言い難い」と付け加えた。
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