薄氏批判の中共幹部、「国家政権転覆罪」で12年の懲役刑
【大紀元日本8月2日】中国重慶市巫山県の元政法(公安、司法)委トップの饒文蔚(45)氏は2008年、同市元トップの薄煕来氏や中共の体制を批判する一連の手記が大紀元時報のウェブサイトで発表されたとして、「国家政権転覆罪」で12年の懲役刑が下されていた。薄煕来氏が自ら処罰を命じたという。
饒氏は、重慶市の最も若い政法委書記として、かつて同市の政策諮問機関の事務局長を務めるなど、将来有望視される若手幹部だった。
手記は2005~2007年の間に書き下ろされたもので、体制内の幹部として、中国の社会、経済、人権、法治について独自の考えが述べられ、中に当時の同市トップ薄氏を「表裏不一致」、「いい人ぶっている、厚顔無恥な人」と批判するものも含まれている。
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