紹興酒の町で汚染が進む
【大紀元日本8月16日】山紫水明の郷と紹興酒の産地として有名な浙江省紹興市は近年、化学工業の発展に伴い、市内を流れる河川が深刻に汚染されている。多くの河川は黒く変色し刺激臭を放ち、魚類が絶滅し鳥類も激減している。
10日、同市の管轄下にある紹興県の浜海旺角工業区の住民・潘さんは本紙に対して、「工業区に印刷染色工場や化学工場が多く、大気中は常に悪臭が漂っている」と話した。また、住民の高さんは、工場から河川への廃水の垂れ流しはすでに十数年間続いていると証言した。
河川が徐々に黒くなり、悪臭が漂い、ゴミがたくさん現れたのが2006年からだと同区住民の王さんは話した。これら汚染された川は紹興市の他の地区へと範囲が拡大しているという。
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