「私は巨人、体を広告スペースに」 身長2.26Mの男性=広東省

自身の体を広告スペースとして宣伝する王強さん(狐捜)

【大紀元日本10月5日】「私は巨人。ご飯を食べていく必要あり、仕事が欲しい」。体にこう書かれた看板を首から下げた大きな男性が、広東省佛山市にある三水広場でたたずんでいた。

男性は王強さん。先端巨大症と見られ、四肢は著しく大きく、身長は2.26メートル。佛山市から約1500キロ離れた重慶市から来た。新聞で、同じ症状の男性が佛山市で警備員として年俸10万元(約80万円)で採用されたと知ったからだ。しかし、広東省入りしても、なかなか仕事を見つけることは出来ず、気づけば所持金は100元を切り、街をさまようホームレスになっていたという。

背中には「広告として自分自身を貸す」と書かれている(狐捜)

王さんは、自身の大きな体を即席の広告スペースに活用出来ないかというアイデアを思いつき、冒頭のようなメッセージを掲げて、佛山市を歩き回った。そして、興味を示す人々に対して広告の有効性をアピールした。

ある男性が、王さんに視力および歩行に障害があるのに気づき、より広く人目に付くような場所がいいと同市の三水広場へ王さんの手を引いて移動した。そして1時間ほど一緒に仕事探しを手伝った。

しかしまもなくして、横暴な都市管理で市民から忌み嫌われている機関「城管」のスタッフが現れ、無慈悲にも王さんに移動するように命じた。

この報道は先月25日に伝えられた。王さんについて知った佛山市のある会社がまず王さんに飲食と宿を提供すると名乗り出た。仕事についても今後、検討するという。

城管が移動を命じる(狐捜)

(翻訳編集・佐渡 道世)

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明