まもなく党大会、劣勢の江沢民派は最後の抵抗をやめるか

【大紀元日本10月12日】薄煕来元重慶市トップ失脚後、同じ江沢民派のメンバーで、同氏と盟友関係にある中央政法委トップの周永康氏の失脚に関する噂が絶えない。次期指導部から江沢民派の全員が除かれるとの予想も広まっている。次期最高指導部の人事が発表される共産党第18回代表大会(党大会)の開催が迫る中、同派最後の大将でもある周氏の動きが注目される。

党大会以降、同氏は定年のため中央政法委トップの座を退き、最高指導部からも引退する。これで指導部内に江沢民派のメンバーが完全に消えることになる。江派にとって、まさに絶体絶命の状況だ。

大紀元がこれまで入手した情報によると、法輪功弾圧を推し進めていた江沢民前主席は、その責任追及を非常に恐れているという。弾圧政策を積極的に実行している薄氏を周氏の後がまとして最高指導部へ送り込み、次期最高指導者とされる習近平氏を転覆させる政変計画を練っていた。

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