オバマ、ロムニー両候補 大紀元に選挙広告 中国系有権者の獲得狙う

【大紀元日本11月6日】今日投開票が迫る米大統領選。激戦を続けてきたオバマ氏とロムニー氏は選挙直前に、中国系有権者を獲得するため、それぞれワシントンで発行する大紀元時報に選挙広告を打ち出した。

オバマ大統領は2週間前から、同紙の中国語版と英語版両方に、5回にわたり一面に写真を掲載。「進め。オバマ大統領はペル・グラント奨学金(米連邦給付奨学金)を増額し、多くの学生が大学に行けるように学費助成制度を改革した。11月6日にバラク・オバマに投票を」と呼びかける。

一方、ロムニー候補は1週間前から中国語版に、広告を出している。「11月6日の大統領選はロムニー・ライアンにご支持を」とつづる。

中国系アメリカ人の趙美心下院議員は、1700万のアジア系人口は現在米国内でもっとも成長が速いことに加え、彼らの多くは重要な選挙区に住んでいるため、大統領選では無視できない存在だ、と話した。

大紀元時報はワシントンでもっとも発行部数の多い中国語新聞であり、唯一中・英両言語で発行する新聞でもある。

(翻訳編集・余靜)
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