「沿海都市、9割が水不足」 中国海洋環境、汚染深刻=ネイチャー誌
【大紀元日本11月26日】中国の海洋環境の深刻な汚染があらためて確認された。国家海洋局が召集した専門家約3万人が8年間にわたって行った調査研究の結果が、英国学術誌『ネイチャー』の最新刊に掲載された。
それによると、沿海地域の都市のうち、約9割は周期的な水不足に悩まされている。マングローブとサンゴ礁の面積は1950年からの62年間、それぞれ73%と80%減少した。また、海岸の湿原も57%減であり、その3分の1は海の埋め立てにより消えた。
また、過去10年間において、河口への汚染物の排出は激増。すでに50カ所の河口は重金属、殺虫剤DDTおよび石油系炭化水素に汚染されている。
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