スコットランドでは、背が高くてハンサムな男性がニュー・イヤーに初めて家のドアを通るという風習がある(Kinwart/Creative Commons)

世界の新年 英国 スコットランド

日本のクリスマスと正月の感覚を入れ替えると、英国のものと重なる。つまり、クリスマスは家族が集い祝うひとときで、正月前夜の大晦日は、友人とのパーティーが主流で、元旦は二日酔いで迎える。テレビでも今ひとつ、日本のような盛り上がりがない。

 そんな中、スコットランドだけは、1月2日も祝日で、日本人のような新年へのこだわりがある。 年越しはホグマニー(Hogmany)と呼ばれる。スコットランドの地域の伝統としては、夜中の12時の鐘が鳴り終わると、背が高くハンサムな男性が(事前に選ばれる)家の扉を叩き、最初の一歩(first foot)をその家にもたらす。この訪問者にはウィスキーと贈り物がふるまわれる。かつては訪問者への贈り物として、懐を温めるために石炭のかけらが渡されたそう。寒い地域ならではの相手を思いやる風習だ。

 

▶ 続きを読む
関連記事
膝や太ももの痛みは、股関節の不調が原因かもしれません。見逃したくない5つのサインと、自宅でできる運動やケア方法を紹介します
4万人超のデータが示した「週末の寝坊」の意外な健康効果。適度な補眠が高血圧リスクを最大9%低下させる一方、4時間超はリスクが上昇。心臓専門家が語る、理想的な補眠時間とは
心臓病を防ぐには、胸の違和感や脚の腫れなどのサインに注意を。中医学の視点で、血流を支える養生を紹介します
「書く」だけで医者にかかる回数が減った。研究が示す、ジャーナリングの驚くべき効果。感情に名前をつける、距離を置く、物語にするなど、脳科学に基づく4つの実践法を今夜から試してみましょう
深夜の地下鉄で起きたささやかな善行を手がかりに、日本の「恥の文化」と心の中の「浄土」を読み解く思索録。「お天道様が見ている」という天への畏敬や儒教の教えを通じ、現代人が見失いつつある道徳の根源を問いかける