米ロスアラモス核研究所、中国製部品を交換 安保上の懸念から

【大紀元日本1月10日】核兵器の研究で知られる米ロスアラモス国立研究所がこのほど、コンピューターシステムに中国製のネットワーク関連スイッチが複数使用されていることに気づき、安全保障上の懸念からその一部を交換したことが分かった。

英BBCによると、問題のスイッチは中国杭州に本部拠点を置く華三技術通信有限公司(以下華三)が製造したもの。華三は、中国通信機器メーカー大手の華為(huwei)通信設備公司(以下華為)と米企業による合弁会社で、2009年にヒューレット・パッカードに買収されている。

今回の問題で、国家安全の重要な機関である同研究所の調達業務に疑念が生じた。問題のスイッチはどのようなルートで調達されたのかは不明であり、その危険度についても明確にされていない。

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