中国外務省「対話による解決を望む」 尖閣問題をめぐって

【大紀元日本1月19日】中国外務省の洪磊報道官は17日と18日の記者会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐって、対話による解決を望んでいると述べた。

17日の会見では、 「健全で安定した中日関係を発展させることは中日両国と両国人民の根本的利益に即している」と述べ、日中間の4つの政治文書(日中共同声明、日中平和友好条約、日中共同宣言、戦略的互恵関係の包括的推進に関する共同声明)に基づき、日中の戦略的互恵関係を引き続き推進すべきことを主張した。

また18日でも、領土問題について、中国の立場を強調した一方、対話による解決を望んでいると述べた。「中日は意思交換を続けている」「日本が冷静になり、誠意を示し、中国と向き合い、話し合いで問題を解決・管理する方法を見つけ出すことを望んでいる」などと話した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。