四川省、川に1000羽超のアヒルの死骸 現地当局「影響なし」

【大紀元日本3月27日】四川省眉山市で川に不法投棄された千羽あまりのアヒル死骸が見つかった。現地当局は死因不明だとしながら、住民に「健康危害はない」と説明している。上海では、黄浦江で1万6千頭以上の豚の死骸が漂流する出来事があったため、市民は環境への不安が募っている。

現地当局幹部の説明によると、死骸が漂着したのは眉山市彭山県南河の河川敷。19日に村民の通報で発覚した。アヒルの死骸は50個以上の編み袋に入っており、総数は千羽を超え、一部はすでに腐乱していた。「死因は究明できていない」という。

また同幹部の見解では、アヒルの死骸は河の上流から流れてきたもので、出所はまだ特定できていないという。「現場はすでに消毒処理した。人間と動物には危害がない」と付け加えた。

北京政法大学法学院の何兵副院長は「死因も出所も判明していないのに、なぜ危害がないと断言できるのか」と当局の説明に疑問符を付けた。

 (翻訳編集・叶子)
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