南京市、郵便局を「誤って」取り壊す
【大紀元日本5月24日】南京市江寧区の郵便局が「誤って」取り壊されたという事件が起きた。22日、職員が出勤すると、3階建ての郵便局が姿を消していた。瓦礫の下には未配達の手紙や小包が埋もれているという。
現地当局は「別の民家を取り壊す予定だったが、誤って郵便局を解体してしまった」と釈明した。
しかし、郵便局長は「誤り」ではないとみている。周辺地域は「再開発エリア」に指定され、郵便局はかねてから立ち退きの対象とされていた。「周りはすでに更地になっている。郵便局だけが補償について合意していないため、まだ残っていた」と郵便局長は当局の説明に疑問を呈している。
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