ベラルーシが「中国の砦」に 50億ドルの巨大都市建設 EU上陸拠点として
【大紀元日本5月28日】中国は、東欧のベラルーシ首都・ミンスク市近郊で巨大新工業都市を建設する計画を進めている。対欧州連盟(EU)とロシアの進出拠点として活用される見通し。ブルームバーグが27日に伝えた。
両政府関係者によると、「ユーラシアの現代都市」と呼ばれる同プロジェクトが完成すれば、敷地面積112平方キロメートルに15万5千人の居住が可能になる。建設予算は50億ドルと伝えられている。ベラルーシ政府はすでに同プロジェクトの建設を中国に許可した。
両政府が発表した建設計画によると、新都市を独ベルリン、露モスクワに繋げる高速道路が新たに建設される。 さらにミンスク国際空港から高速鉄道網が各都市を結ぶ。新都市はポーランドとリトアニアまで170キロに位置し、ロシアとカザフスタンでは中国産製品に対する免税措置が適用されるなど、中国からの輸出にとって好条件が揃う。
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