【大紀元日本6月6日】皆さん、ご存知でしょうか。実は、阿蘇山という名称の山は存在せず、これは通称です。正しくは「阿蘇五岳」といい、高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳で構成されています。五岳のなかで一番標高の高い高岳は1952mで、1952=ヒゴノクニという覚え方があります。
阿蘇は五岳だけでなく、その五岳を囲む外輪山(カルデラ)も有名です。外輪山の規模は東西が約18km、南北は約25kmと世界最大級の規模を誇っています。
今年5月29日、石川県七尾市で開催された「世界農業遺産国際会議」において、「阿蘇の草原の維持と持続的農業」が新たな世界農業遺産として認定されました。大自然の美しさだけでなく、伝統的な暮らしと豊かな自然を維持してきたことが認められたのです。
こちらは牧歌的な草千里ヶの風景
荒涼とした砂千里ヶ浜の近くに、色鮮やかな「ミヤマキリシマ」が咲いていました
噴火で飛んできた岩
砂千里ヶ浜と木道 この道を通って高岳まで歩いて行けます
活火山ならではの雄大な火口
中岳と高岳を望む
(文/写真・佐吉)
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