「中国ドリームには幻滅」 17年間移住した英国人作家が中国を去る
【大紀元日本6月19日】中国に17年間移住し、「中国通」として知られた英国人作家マーク・キットー氏がこのほど、中国からの引き上げを決意した。「中国への愛はすでに消え、中国ドリームには幻滅した」と氏は語っている。
英国の大学で中国語を専攻した後、1986年に北京に留学した同氏は1996年から中国に移住し、後に中国人女性と結婚した。そして2人の子ども(8歳と10歳)にも恵まれ、上海市から約200キロ離れた浙江省莫干山の村に棲家を構えた。
そんなキットー氏は昨年8月、英誌プロスペクトで「あなたは永遠に中国人になれない(You’ll never be Chinese)」という文章を発表し、「私の愛はすでに消え、わが中国ドリームから醒めた」と中国を離れる考えをはじめて口にした。
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