中国大手風力タービンメーカー、産業スパイ疑惑で訴追=米連邦大陪審
【大紀元日本7月3日】
中国の大手風力タービンメーカー「華鋭風電科技 (シノベルウインド)」と幹部2人はこのほど、米国の風力発電部品大手アメリカン・スーパーコンダクター(AMSC)の企業機密の盗用、著作権侵害、有線通信不正行為の疑いで米国連邦大陪審により刑事訴追された。AMSC社は華鋭風電の産業スパイ行為で8億ドルの損失を被ったと主張している。
米紙ニューヨーク・タイムズ紙27日付の報道によれば、被告は華鋭風電の研究開発部副主任の蘇麗営(36歳)と、技術部門責任者の趙海春(33歳)。2人の共犯として、AMSC社元社員でセルビア人技術者のデヤン・カラバセビッチ氏(40歳)も訴追された。3人はAMSC社の送電網の制御管理技術を行うソフトを盗み出したとされている。
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