根っこのないクスノキ1000本が街路樹 即席に「町の景観を良くするため」=河南省

【大紀元日本7月6日】街の景観を即席に美しくするため植えた樹は、実は根っこがついていない。場当たり的な方法に開いた口がふさがらない。河南省南陽市方城県の地方当局は半年前、約1000本の根っこのないクスノキを街路樹として植えていた。地元の市民がインターネットでこのことを明らかにした。

その市民によると2012年12月末にこの街路樹は植えられた。約半年後の今年5月になっても、当然だがまったく新芽が出てこない。7月になって枯れたこれらの樹は全部撤去された。

この情報を知った国内メディアの記者は2日に現場を取材。道路の両側では、問題のクスノキは見当たらず、道路端に積み上げられていた。たしかにクスノキは根っこがなく、幹の途中で切られたものだった。木々はすでに枯れていた。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。