給料泥棒の公務員、2か月で5371人の不正を摘発=河南省周口市
【大紀元日本9月13日】勤務実態がなくても給料が支払われる。なんとも羨ましい話だ。河南省周口市ではこのほどの調査で、在籍しているが出勤せず給料を不正取得した公務員が5371人に上っていると判明した。年間被害総額は1億元(約16億円)に達しているという。
6月1日に始まった同調査は7月31日に打ち切る予定だったが、状況が予想以上に深刻なため、無期限の延長が決まった。
現地政府関係者の話によると、教育と医療機関で多発しており、主な手口は、病気休養、出向などを装って、勤務実態がなくても給与を受領している。公務員の平均年収2万元で計算すると、年間1億元の損失になる。同市の2012年の財政収入は60億元だった。
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