中国で糖尿病人口激増、「警戒水準に」=米医学誌
【大紀元日本9月24日】米医学誌「米国医師会雑誌(JAMA)」に最近掲載された調査結果によると、中国の糖尿病人口が1億人を突破し、世界最大の「糖尿病大国」となった。
同誌の論文によると、中国の糖尿病有病率は、1980年の1%から2010年の11.6%までに激増し、糖尿病大国アメリカの11.3%を超えた。もっとも憂慮すべきことは、中国には血糖値異常の糖尿病予備軍が、3.9億人以上(成人2人に1人)もいる可能性がある。
中国の糖尿病専門家・紀立農氏の話では、毎年糖尿病予備軍の6~7%(約3千万)の人が、糖尿病を発症していると推定されているという。このペースで計算すると、中国の糖尿病人口は、すでに1.3億人を超えてしまっている。2010年「ニュー・イングランド・ジャーナル」の医学誌(NEJM))に発表された論文は、中国の糖尿病人口は2030年までに1.3億人に達すると予測している。
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