映画「フリーチャイナ」主題歌 ハリウッド音楽大賞2部門でノミネート

【大紀元日本10月26日】新唐人テレビとWorld2B Productions共同制作し、複数の国際映画祭最高賞を受賞したドキュメンタリー映画 「フリーチャイナ/信じる勇気」、その主題歌「Free China:the courage to believe」が、米国の名誉ある音楽祭「ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワーズ(HMMA)」で、映像部門の独立映画最優秀ソングと音楽部門の最優秀女性歌手の2部門にノミネートされた。

ドキュメンタリー映画「フリーチャイナ」は、2人の法輪功修煉者の半生に焦点を当てる。文化大革命が与えた衝撃や、法輪功を学んだことで受けた心身への弾圧、家族への圧力を告白する。難関を乗り越えて2人は中国を脱出し、中国で起きる迫害状況を世界へ伝える。

これまでに米国国会、欧州議会、カナダ議会、スウェーデン議会、東京都議会などを含む世界各地で400回以上の試写会を行ってきた。ロサンゼルス独立映画祭やデンバー思想自由国際映画祭の最高賞など、米国はじめ多くの映画祭で賞を受賞した。

映画「フリーチャイナ」のテーマ曲と主題歌は、音楽家の陳東(Tony Chen)さんによって創作され、ハリウッド女優のクオリアンカ・キルヒャーさんがヴォーカルを担当した。作品は、HMMAの2012年公開映画部門「最優秀オリジナル音楽制作賞」にノミネートされた。さらに2013年、映像部門の独立映画優秀主題歌と、音楽部門の最優秀女性歌手の2部門にノミネートされている。

音楽家の陳東さん(写真・曹景哲)

音楽家の陳東さんは、中国北京出身で、イギリスのハダーズフィールド大学のミュージックスクールを卒業。ポップ、クラシック、ニューエイジなど幅広いジャンルを手がける音楽家。また異なるジャンルの音楽の融合、特に親しんでいる中国伝統音楽の要素をいかに取り入れるかを常に心かけて創作活動を行っているという。

陳さんが今年6月に創作した曲「At Ease」も、2013年HMMAの音楽部門の現代楽器類のベスト曲にノミネートされた。

陳さんは大紀元の取材に対し次のように述べた。「HMMAで2部門にノミネートされ、本当に光栄だ。音楽を通じて、人々に美しさ、素晴しさ、前向きさを伝えることが自分の音楽スタイルであり目標でもある。フリーチャイナの主題歌が、内心の悲しみと静かな怒りを表現すると同時に、希望が満ち溢れているという明るい気持ちも含まれている。これを通じて人権と正義を支援するメッセージを送り、中国ではいまだに法輪功の人達が迫害され続けている事実を、より多くの人達に知ってもらいたい」

今年のHMMAの授賞式は11月21日にロサンゼルスのフォンダ・シアターで行う予定だ。

(記者・曹景哲/翻訳編集・単馨)
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