刑事が市民に発砲、妊婦が死亡 「暴力団のよう」と批判の声
【大紀元日本11月5日】本来の刑事の役割とは真逆の極悪非道な振る舞いに、無実の市民が犠牲になった。中国広西貴港市平南県で10月28日夜、酔った刑事が飲食店店主とその妻に発砲した。店主は肩を撃たれ重症を負い、頭部と腹部を撃たれた妊娠5カ月の妻は死亡した。胎児も後に死亡が確認された。中国メディア南都網などが31日に報じた。
事件当日夜、刑事の胡平容疑者は9人の知人とともに入店。胡容疑者は店主に「ミルクティーはないか」と聞いた。「ない」と答えると機嫌を損ねた胡容疑者は、店主の肩に発砲した。その後、救助を求めるため店を出ようとしたその妻の頭部と腹部を撃った。
妊娠5カ月の妻は病院に運ばれたが、胎児とともに死亡が確認された。2人にとって長らく待ち望んで出来た子だったという。
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