<在日中国人の目>張子の虎はだれだ? 防空圏問題
【大紀元日本11月29日】日中関係は薄氷のごとくでも、文化のつながりは実に深遠。日本で長く生活すると、そういう発見にたびたび出会う。最近もまた、ある言葉の共通性に感心した。
その言葉は「紙老虎」。漢字からも読み取れるように「紙の虎」、つまり、「張子の虎」だ。表現こそ違うが、同じものを指す。その奥の意味まで同じであることが興味深い。どちらも「虚勢を張る人」としての意味を持っている。
ここのところ、この言葉の英文直訳は欧米メディアでも露出度が高い。中国が威嚇めいて設定した防空識別圏にアメリカの戦闘機が土足で入った後の記者会見で、ある記者は、北京政府が「paper tiger」と見られていることに懸念を抱かないかとの質問をしたからだ。
関連記事
先日、我が子の4年生の最後のイベント、「1/2成人式」に出席した。企画から、プログラム作り、会場の飾り付けや司会まで、すべて10歳の子供たち自身が主体になって行ったことにすべてに感心しきった私は、1人ずつのスピーチ、「私の夢」を聞いているうち、笑いと共に、なぜか目の奥からジーンとこみあげてくるものがあった。
12月30日、アップルストア銀座店前。福袋を買い求める行列(写真・陸遥)【大紀元日本1月6日】中国にもLINEのようなものがある。微信というこのアプリをダウンロードし、大学の同級生のチャットルームに最
【大紀元日本11月18日】20代前半、某財団の奨学金を受けていた。その財団の親睦会で聞いた、内モンゴル出身の学者の話に衝撃を覚えたことは今も忘れない。彼が言うには、中国共産党政権が内モンゴルで農業を進
【大紀元日本4月8日】3月11日から続く余震と、それによる地震酔いのため、身体はまだ困惑しているが、頭はすでにあの大震災を過去という部類に片付けようとしている。しかしこの災害は、「生きること」につい