南京市、PM2.5の大気汚染が最悪レベルに 全校休校の措置
【大紀元日本12月5日】江蘇省南京市政府は4日、大気汚染物質PM2.5の濃度が最悪のレベルに達したとして、市内のすべての小中学校、幼稚園に対し、臨時休校・休園の通知を出した。一般市民に対しても外出を控えるよう呼びかけた。
同日夕方、PM2.5の濃度が12時間連続して300を超え、重度汚染の状態となったのを受け、同市政府は初めて最高レベルの「赤色警報」を発令した。
12月に入ってから、中国中部、東部の広範囲で濃いスモッグが発生し、4日までに25の省・市で観測された。中でも江蘇省と安徽省は最も状況が深刻で、南京市では一時、視界が500メートルまで低下していた。
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