中国臓器狩りの証拠データ 香港クイーン・メアリー病院に極秘保管か

【大紀元日本12月17日】香港のクイーン・メアリー病院は中国の肝臓移植データベースの管理基地であり、そこで保管されているデータは、中国国内で行われている臓器收奪および移植犯罪を暴露する有力な証拠になることが指摘されている。

11月28日、世界各国の医師が参加する「臓器の強制摘出に反対する医師会」(DAFOH)が香港で主催したフォーラムで、カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏は「中国共産党政府は、臓器狩りの犯罪を隠滅しようとしている。その工作の一部が香港のクイーン・メアリー病院で行われている」と主張した。同氏は、中国政府が法輪功学習者や他の良心の囚人からの臓器収奪について長年調査している。

今は非公開となっているこのデータベースが、以前は自由にアクセスできたことを、マタス弁護士は指摘。「中国国内で行われた全ての肝臓移植手術について、クイーン・メアリー病院に報告書を送る決まりとなっている。これらのデータは以前、公開され自由にアクセスできたが、私や他の研究者がそこのデータを参照・引用し始めると、データベースが非公開となり、自由にアクセスできなくなった」

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