チベットの光 (81) 復活
【大紀元日本1月3日】「ああ!」ラティンバはこれを聴くと、心には刀で切られたような痛みが走り、全力で尊者が涅槃に入った洞窟に向かった。彼がチューバ地方の宝塔の形をした平地に到着すると、面前に師父が出現し、満面の笑みをたたえながら言った。「わが弟子ラティンバが帰ってきた」
ラティンバは、まだ涅槃に入っていない師父を見て、言い知れぬ喜びが沸いた。彼は師父に礼拝し、さまざまな質問をした。尊者は、これに回答し、最後に言った。「私は先に往くから、君は後から来なさい。将来、私が迎えにこよう。くれぐれも、私の話を忘れないように」。尊者は、こういい終えると、瞬く間に目の前から消えた。
ラティンバの心は引き締まり、飛ぶようにして尊者が涅槃に入った洞窟へと走った。 彼がそこにつくと、洞窟の外で多くの弟子たちと施主たちが、悲しみにくれて祈祷をしているのが見えた。彼は急いで洞窟に入ろうとしたが、面識のない新修の弟子たちがこれを遮った。
関連記事
子どもを守るつもりの行動が、実は自信や回復力を弱めていることがあります。心理学者が指摘する「過度な養育」の5つのサインと、子どもの自立を育てる関わり方を解説します。
古代中国の食医は、薬ではなく「食事」で体を整えていました。五行や季節の変化を読み取り、食材の性質で気の流れを調える――東洋医学の原点にある食の知恵を解説します。中医学
食養生
薬食同源
睡眠時間を少し削るだけでも、将来の健康に影響するかもしれません。最新研究では、睡眠は食事や運動以上に寿命と強く関係する可能性が示されました。なぜ十分な睡眠が長生きにつながるのか、その理由と健康への影響をわかりやすく解説します。
突然の不調に、足がヒントをくれる?中医学と最新研究から読み解く足反射ゾーンの仕組みと、自宅でできるやさしいケア法を解説。見る・触れるだけでわかる体からのサインも紹介します。
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。