中国「赤ちゃんポスト」13日間で51人保護=広州
【大紀元日本2月14日】広州市内に設置された、両親らの都合により保護を放棄された赤ん坊を一時的に受け入れる施設、通称「赤ちゃんポスト」は、設置からわずか13日間で51人を保護したことが明らかになった。国内報道によると、保護された子供のほぼ全員が重篤な疾患・障害を患っており、うち数人は5、6歳の子供だという。
「嬰兒安全島」と名付けられたこの施設は孤児院近くに設置され、広州当局が運営している。床面積7平方メートル、建設費12万元(約200万円)の簡素な建物だ。1月29日に設置された。少数のベビーベッド、保育器などが設置されている。
事態を予測していなかった当局は「私たちは両親が子供を放棄することを奨励しているのではない」と声明を出した。難しい運営状況のなか、施設の拡大、あるいは撤去が検討されている。
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