習政権、12の挑戦に直面 「文化大革命直後に匹敵」
【大紀元日本4月10日】香港「争鳴」誌4月号は、中国共産党中央政治局常務委員会のブレーンが3月に政治局に提出した研究報告で、習近平政権は「前世紀70年代末以来」の深刻で険しい状況に置かれていると警告したことを報じた。
同報告書によると、習政権は政治、経済、社会、外交などの分野において、12の挑戦に直面している。「党内旧来の意識や勢力が左から、または、右から、影響を及ぼしている」「正常でない形で形成された経済力をもつ利益集団が、経済資本を用いて、中央の政策決定と政策に妨害や影響を及ぼしている」「20数年にわたって、政治や経済、社会民主、道徳文化において手付かずにした問題を解決する必要がある」などが含まれる。
この7万字におよぶ研究報告は中央政治局委員で中央政策研究室主任の王滬寧氏が主導したもので、政治、経済、金融社会、国際という4つの研究チームに分かれて、調査研究が行われた。昨年11月から始動し、70数回の座談会を繰り返したという。
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