北京著名ジャーナリストが消息不明 天安門事件25周年で口封じか

【大紀元日本4月30日】約1か月で天安門事件25周年を迎える北京でこのほど、著名なジャーナリスト・高瑜氏と長男の行方が突然分からなくなっている。周囲の人たちは、高氏親子の失踪は天安門事件と関係があると見ており、安否確認を急いでいる。米政府系放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)が29日に伝えた。

元中新社記者で「経済学週刊」の副編集長を務めていた高氏はここ数年、頻繁にネット上で時事評論を発表し、人気を集めていた。23日夜、高氏はドイツ国際放送ドイチェ・ヴェレに「党性VS人間性」と題する文書の上篇を寄稿し、26日に下篇を提出する約束だったが、消息不明になったという。

高氏の友人で著名な人権活動家・胡佳氏は、高氏とその長男が24日から姿を消したとRFAに話している。電話もつながらず、自宅にも連絡ができない状況だという。

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