広州市トッブ失脚 党機関紙「黒幕はだれか」
【大紀元日本6月30日】中国共産党中央規律検査委員会が27日、 広東省共産党委員会の常務委員、広州市共産党委員会のトップ万慶良について、「厳重な紀律・法律違反があった」としてその取り調べを発表した。複数の中国政府系主力メディアが報道でその黒幕の存在を示唆するなど、今後の展開が注目される。
万慶良は今年に入って失脚した15人目の省クラスの高官だ。習近平政権の発足後、取り締まりにあった同省内で最高位の高官でもある。
翌28日、共産党の機関紙人民日報の電子版や国営新華社通信の電子版を含む複数の主力メディアは、これまでに度々調査の対象となった万が、いつも無傷で難を逃れたという経緯を取り上げ、彼を守る勢力の存在をほのめかした。人民日報電子版のブログ記事は「懸命に万慶良を守っているのはどういう人物たちなのか、その動機はなんであるのか」などと疑問を投げかけた。
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