香港で51万人参加の反中デモ 「中国共産党の脅しを恐れるな」

【大紀元日本7月2日】香港返還17周年を迎えた1日、普通選挙などを求める民主派団体が呼びかけたデモが行われた。言論の自由を制限する条例案・香港基本法第23条に反対する2003年のデモ以来の最大規模で、主催者の発表によると、約51万人が参加した。一部では「100万人に達した」との情報もある。警官隊数千人が出動し、厳しい警戒態勢が敷かれた。

中国政府が6月10日に発表した「一国二制度」に関する白書は、香港は中国政府の管轄下にあり、「完全な自治権」を持っているわけではないと強調。「香港の高度な自治権が白紙になるのではないか」と市民の懸念が一気に高まった。

こうした背景の中、多くの市民が今回のデモに参加したと思われる。

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