漢字で運勢を占う方法

中国古代から伝わる占い法の一つに、「測字」(そくじ)がある。字を読んで運勢を解読する方法で、三国時代の諸葛孔明から伝わったといわれている。

 明朝の末ごろ、李自成が反乱を起こした。明朝は日に日に危うくなり、崇禎帝(すうていてい)は危機感を覚え、寝食もままならず、落ち着くことができなかった。当時、紫禁城の近くに「測字」に通じる者があり、よく当たると噂されていた。崇禎帝は胸中の苦悶を少しでも軽くしようと、私服に着替え、この「測字」の者を訪ねた。

 崇禎帝は「友」(発音はユウ)という字の運勢を解読するよう頼んだ。すると、占い師は「友」は「反」の字から頭が出たもので、反乱の頭目が現れたことを意味しており、不吉であると言った。

▶ 続きを読む
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く