米国防総省、自動追尾できる銃弾の開発に成功 「兵士の役割が変わる」

【大紀元日本7月14日】米国防総省国防高等研究計画局(DARPA)は10日、一度狙ったターゲットを追いかけていく自動追尾の機能を搭載した「EXACTO弾」の開発に成功したと発表、その発射試験の映像をユーチューブで公開した。

映像には、弾頭が飛翔中にライフルの照準線を外れ、目標に向かって自動的に進路を修正し、弾道が激しく曲がる様子がはっきりと映っている。正確な狙撃を妨げる各種の要因を相殺し、弾頭を目標へ正確に導くことが出来るという。銃弾は一度発射されたらまっすぐ飛んで行くだけというこれまでの常識を覆した。

同局の発表によると、EXACTO弾は普通の大型ライフルや重機関銃から射撃できる50口径弾であり、ライフルに搭載した特殊な光学システムによって進路誘導が行われる。

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