生活の雑学 卵の殻の活用法

【大紀元日本8月28日】卵の殻を生ごみとして捨ててしまう人も多いと思いますが、実は利用価値があるのです。ちょっとした活用法をご紹介します。

洗濯物の漂白

砕いた卵の殻を薄い布袋あるいはストッキングの中に入れ、熱いお湯の中に5分間浸けてから取り出す。そのお湯を使って洗濯すれば、衣服のシミがきれいに取れる。

白地の衣服やハンカチ、テーブル・クロスについたシミ・黄ばみを取りたいときは、卵殻と洗濯物を一緒に少し煮沸すれば白くなる。

美容

卵の殻に残った僅かな卵白に小さじ一杯の粉ミルクと蜂蜜を加えてかき混ぜ、夜の洗顔後、調合した卵白を顔に塗り30分後に洗い落とす。このように続ければ、顔の皮膚はつやつやしてきめ細かくなる。(試す前に、腕の内側でパッチテストをすること)

瓶の洗浄

卵の殻を適当な大きさに砕き、陶磁器の入れ物や魔法瓶、ガラス瓶の中に入れて、水を少し加えた後軽く振ると、容器の中の汚れが簡単に取れる。油汚れで落ちにくい場合は、卵殻を入れた後、水で満たして1日か2日放置し、軽く振れば汚れが落ちる。化学洗剤を使わないので、赤ちゃんの哺乳瓶を洗浄するのにもお勧め。

ミキサーの洗浄

手間がかかり、またケガをしやすいのがミキサーの洗浄。卵殻1個分をミキサーの中に入れ、更に洗剤と水を入れて2、3分回すと、きれいに洗える。

軽いヤケドの手当て

小さい範囲の軽いヤケドには卵の殻の薄い膜を取り出して、皮膚に貼り付け、毎日1回取り換える。早く治癒し、痛み止めの効果もある。

打撲傷には、粉砕した卵殻を貼りつける。痛みの緩和や炎症の抑制に効果がある。

胃酸の抑制

卵の殻を洗って潰し、鉄の鍋に入れ、とろ火で黄色くなるまで炒めた後、微粉末にする。毎日卵1個分の微粉末を2回か3回に分けて、食前あるいは食後に水で飲めば、十二指腸潰瘍と胃潰瘍の胃痛の緩和、胃酸の抑制に効果がある。

揚げ油の浄化

揚げ油は繰り返し使うと、色が黒くなる。軽く潰した卵殻を少し油の中に入れると、油の中の炭粒子が吸着され、油が浄化される。

食器磨き

粉末にした卵殻は研磨剤として食器洗浄に使える。他の研磨剤より安心、安全である。

水垢の除去

やかんの水垢は、軽く潰した卵の殻を入れて数回水を沸かせば、きれいに取れる。

カルシウムの補給

カルシウムの補給には、毎日少しの卵殻の粉末を飲む。卵殻は90%以上が炭酸カルシウムで、その他に少量の炭酸ナトリウムとリン酸塩を含んでおり、カルシウムの補給に効果的。

薪の点火

卵の殻を砕いて紙で包んで燃やせば、薪に点火しやすい。

アリの駆除

卵の殻をやや焦がしてから粉末にし、壁の隅にまき散らせば、アリを駆除できる。

 (翻訳編集・東方)