小学校の教科書めぐる論争、「上海閥」が習政権と対立表面化

【大紀元日本9月24日】江沢民元国家主席を中心とした上海閥は1989年以来、中国政界を牛耳ってきたが、習政権発足以来、上海閥の勢力は次第に弱まってきた。しかし、最近、江沢民元主席の牙城・上海市のトップ、韓正書記(60)が小学校の教科書事件を介し、公然と習政権との対立を煽ろうとしているとみられる。

「脱中国化」上海vs北京、小学校の教科書めぐる論争

上海地元メディアは8月26日、上海当局は「学生の負担を軽減するための措置」として、上海の小学1年生の国語教科書の新バージョンから、「鸛鵲楼に登る」や「江雪」など人々が慣れ親しんでいる8編の古典詩や「小川が病気になった」「話せるランタン」など5編の童話を削除したと報じた。

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