香港官邸報道官、偽物の負傷警官写真を公開 嘲笑噴出 

【大紀元日本10月20日】香港政府当局者が15日、フェイスブックに投稿した「学生ら民主派に殴られ血まみれになった」とされる警官の写真は、ドラマの中の俳優のものだったことが判明、インターネットで笑いが噴出している。

香港での民主化デモ強制排除の現場で男性への集団暴行映像が放送され、警察批判が高まる中、梁振英長官弁公室(官邸)の新聞統籌専員(報道官)馮煒光氏はフェイスブックで、学生ら民主派の暴力行為の証拠として問題の写真を載せ、「暴力を行使する人はみな間違っている」「警察が負傷したら、あなたも同情すべき…」とのコメントをつけ加えた。

写真は、現場の警官のものではなく、地元テレビ局で放映中のドラマのものであることが、すぐにわかり、同テレビ局もフェイスブックで指摘した。

ネット上では、「世論を誤誘導しないで」などと馮・報道官を皮肉するコメントが多く寄せられた。

(翻訳編集・叶子)
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