中国軍機関紙、「摘発できない人物はもういない」 抵抗勢力への警告か

【大紀元日本12月19日】周永康前中央政法委員会書記、徐才厚前中央軍事委員会副主席の立件・逮捕が相次ぎ発表される中、習近平指導部が推し進めている反腐敗運動の次のターゲットについて関心は高まっている。中国人民軍機関紙・解放軍報は17日、「周永康、徐才厚でさえ摘発された。摘発できない人物はもういない」と反腐敗運動がこれで終息ではなく、「次の獲物」にすでに照準を合わせたと明確なメッセージを出した。

同紙の「反腐敗は負けてはならない生死にかかわる戦いだ」と題する評論記事は、「現在、『これ以上腐敗を取り締まれば、人心を失ってしまうのではないか』、『腐敗取り締まりはこれ以上続けられるか』などの声がある」と紹介し、「腐敗と反腐敗は膠着状態にあり、肝心な局面に入った」と強い抵抗に遭っていることを認めた。「しかし、周永康、徐才厚でさえ摘発された。摘発できない人物はもういない」、「腐敗の底まで追及する」と腐敗の根を断つ決意を表明した。さらに反腐敗について「決死の戦いだ。後退を許されず負けられない」とまくし立て、全文を通して抵抗勢力を強く意識した文言を並べた。

周永康と徐才厚両氏への処分が発表されたのち、中国メディアは周永康氏を「裏切り者」、徐才厚氏を「国の妖魔」と激しく糾弾した。周永康と徐才厚は江沢民派のメンバーとして知られ、周氏の逮捕で常務委員の経験者は訴追しないという中国政界の暗黙のルールが破れたことになり、反腐敗運動は新たな局面に入ったことを意味する。

▶ 続きを読む
関連記事
16歳で一度競技を離れながらも、再び世界の頂点に立ったアリサ・リュウ選手。ミラノ五輪の金メダルの陰で、父の劉俊氏が語ったのは、親としての葛藤と、娘が取り戻した「スケートの喜び」だった
中共の国有軍需貿易大手中国電子進出口有限公司(CEIEC)がベラルーシの大規模弾薬生産ラインの建設を支援していると指摘された
米関税政策に大きな変動が生じる中、2月23日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇した。一方、ドルは下落し、資金は安全資産の金に向かった
ポーランド政府は、国家安全保障の強化を目的とする新たな措置を発表し、ポーランド軍は中共が製造した車両の軍事施設への立ち入りを禁止すると明らかにした
トランプ米大統領は2月21日、グリーンランドで医療支援を行うため、医療船を派遣する計画を発表した