メキシコ高速鉄道の入札やり直しへ、再び参戦する中国企業 その真意を訝る声も

【大紀元日本1月8日】メキシコ運輸通信省は5日、中国企業の落札を取り消した高速鉄道建設プロジェクトの入札やり直しを決定した。入札条件は14日に公示される。前回唯一の参加者で受注契約を破棄された中国企業連合は今回も参加するとみられる。一方、中国国内専門家は、「現状の入札金額では巨額赤字になるのは確実だ」とみており、入札の動機を訝る声が出ている。

同プロジェクトは、首都のメキシコ市と中部のケレタロ市を結ぶ全長210キロメートルの高速鉄道の建設計画で、線路建設と列車製造を含むものである。

昨年11月6日、メキシコ政府は3日前に同高速鉄道の建設を受注した中国企業を中心とする企業連合との契約を撤回すると発表した。企業連合には中国鉄道建設大手・中国鉄建、車両メーカー・中国南車など国有企業とメキシコ4社が参加している。

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