中国警察、不正操作の証拠を自ら暴露 「トロイの木馬」購入明細示す 

【大紀元日本1月9日】中国浙江省温州市警察は公式サイトで示したソフト購入の注文書明細から、携帯電話を監視するための悪意あるソフト「トロイの木馬」を仕入れていたことがわかった。「警察が不正情報操作を行う動かぬ証拠だ」とインターネットで物議を醸し出している。

問題の発注情報はすでに削除され閲覧できない。7日の時点でグーグルのキャッシュメモリから確認できた情報によると、発注先は中国の国有IT企業で、14万9000元(約285万円)相当のソフトだ。

同警察当局が仕入れたのは2種類のソフト。1つは、多機能携帯「アンドロイド」に、外部からの不正侵入可能な出入口を仕掛ける「トロイの木馬」をインストールさせ、「iPhone」のパスコードも解除させるもの。もう一つはトロイの木馬そのもので、携帯電話の通話内容、ショートメッセージ、写真を監視するものだという。

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