香港で民主化選挙求めるデモ行進 参加者1万3000人

【大紀元日本2月2日】2017年の次期行政長官選挙の民主化を求める民主派団体らが1日、香港中心部でデモ行進を行った。昨年9月末から約2カ月半に及んだ道路占拠デモが12月に収束した後では、初めての大規模なデモ活動となった。

主催者発表では約1万3千人が参加し、予想の5万人を下回った。香港警察は約2000千人規模の警察隊を出動させ、道路の再占拠を防ぐため警戒を強めた。行進は同日夕方頃、トラブルなく終了した。

デモ参加者は昨年の活動同様に、シンボルとなった黄色い雨傘を広げ、親中派の梁振英・行政長官の辞任を要求した。デモを率いる学生団体「学民思潮」の代表である黄之鋒氏は「『雨傘運動』を支持する人々が初心を忘れず、定期的なデモ活動に参加することで民主化を求める声を伝える」と行進の目的について語った。

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