【道家故事】 如愿と4人の男たちの運命

【大紀元日本2月13日】如愿(にょげん)とは水府の竜宮にいる女神で、人の願い事を叶えてくれることから「如愿」と名付けられた。水府の至る所に如愿がいるのだが、巡り合えるかどうかは各自の運命次第だと言われる。

かつて4人の男たちが修行の旅に出た。彼らは山を越え、川を渡り辛酸を嘗め尽くし、やっとのことで竜王に会えた。竜王は「あなた方は困難と危険を恐れることなく、道に精進してきた。よって、一人ずつ如愿を賜る」と言い、4名の小女を呼び出し、彼らに同行させた。

その内の一人の男は如愿と一緒に暮らした。願い事は全部叶い、とても快適で満足だった。しかし、数カ月が過ぎたとき、彼は重い病気にかかり、危篤状態に陥った。如愿は言った。「貴方が今まで享受したのは全て前世で蓄積したものですが、貴方はそれをわずか数ヵ月で使い切りました。貴方の幸せはもう底を付いたので、私を帰らせて下さい」。その後、まもなくしてこの男は死んでしまった。

▶ 続きを読む
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。