大紀元香港支社長東京で講演、中国の内外情勢を紐解く
【大紀元日本2月23日】大紀元の郭君・香港支社長は18日、東京京王プラザホテルで講演を行った。習近平体制下の日中関係の位置付け、習(近平)江(沢民)の政治闘争の裏、中国経済の今後の動向及び諸外国の対応策など国際社会が関心を集めるテーマについて、見解を述べた。
日中関係の位置付け
太平洋周辺諸国のうち、最も重要なのは米国、中国と日本。この3カ国の関係は、未来の世界構図を決める。政権が比較的に安定していた毛沢東、_deng_小平時代は、日本に穏便な態度をとっていたが、江沢民時代の後半から状況がかわった。社会全体で道徳的価値観が失われた上、共産党のイデオロギーも喪失しつつあるため、この巨大国の国民を結束させるに民族主義が持ち出された。不幸にも日本はこの民族主義に欠かせない「敵」に選ばれた。政権不安が続く今、日本を含むアジア周辺諸国への強硬的な姿勢はしばらく続くが、実際に行動を起こす余裕も可能性もない。
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