アカデミー賞、歌曲賞受賞者が香港民主化運動を賞賛

【大紀元日本2月25日】第87回アカデミー賞の歌曲賞を受賞したコモン(Commmon)氏とジョン・レジェンド(John Legend)氏は22日、授賞式のスピーチで香港民主化運動について賞賛と支持の意を表した。両氏はマーティン・ルーサー・キング牧師の公民権運動を描く映画『セルマ(Selma)』の主題歌「グローリー(Glory)」で同賞を獲得。

満場の拍手を浴びた同スピーチでは、映画の歴史的意義に関する言及もあった。1965年のアメリカの公民権運動で、アラバマ州の都市セルマのエドマンド・ペッタス橋でキング牧師が主導したデモ行進が始まった。それより、アメリカ社会で、ようやく人種隔離制度が撤廃され、黒人の公民権と投票権が認められるようになった。

コモン氏は「この橋の魂は、シカゴ南部でより良い生活を夢見みていた少年や言論の自由のために戦うフランスの人々、民主主義を必死で守ろうとする香港の人々とを結びつけてくれた」と述べた。

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